女性活躍推進
ちゅうぎんグループでは、1999年「男女雇用機会均等法改正法」以降、ポジティブ・アクションが進み女性役席者の登用などを行ってきました。
2014年2月に女性のエンパワーメント原則(WEPs)(※)へ署名し、署名一覧企業リストに地方銀行ではじめて掲載されて以降、積極的に女性活躍推進に取組んでまいりました。
ちゅうぎんグループでは、今後も女性が働きやすく、働きがいを持って働き続けることができる職場づくりを進めるとともに、その能力を十分に発揮でき活躍できる環境整備に取組んでまいります。
※ 女性のエンパワーメント原則(WEPs)とは、企業に人権・労働・環境・腐敗防止の提唱を求める「国連グローバル・コンパクト」と、男女平等と女性のエンパワーメントを目指す国連の機関「UN Women」が2010年3月に共同で作成した国連総会やAPECでも推奨されている世界共通の原則。
女性活躍推進法にもとづく行動計画策定
- ちゅうぎんグループでは女性の活躍を積極的に推進しており、中国銀行では2016年4月1日付で、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女性活躍推進法」という。)にもとづく行動計画を策定し、岡山労働局に届け出ました。
- 女性活躍推進法では、(1)自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析(2)その課題を解決するのにふさわしい数値目標と取組みを盛り込んだ行動計画の策定・届出・周知・公表(3)自社の女性の活躍に関する情報の公表が義務付けられています。
具体的な行動計画についてはこちらをご覧ください。
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参画
ちゅうぎんグループ(社長 加藤貞則)は、内閣府が支援する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」(※)に参加しました。全国各地の様々な業種の男性リーダーとのネットワークを深めながら、ちゅうぎんグループにおけるジェンダー平等と女性活躍の取組みを加速してまいります。
※ 「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」とは
ジェンダー平等と女性活躍を進めていくための「行動宣言」に沿って取組みを進めるとともに、参加者同士によるネットワーキングを構築し取組みや課題を共有し合うことで、企業等の取組みを加速するための企業経営者等の集まりです。参加者が自らの想いや取組みを内外へ主体的に発信することで、ジェンダー平等と女性活躍に向けた社会的な機運の醸成にも寄与します。
女性登用の状況
ちゅうぎんグループでは、女性が活躍できる社会の実現に向けて、企業の活力と成長の促進を図るうえで、また女性の能力・目線を、経営戦略・組織運営に活かすために、女性役席者の登用を積極的に進めています。
2016年度末 | 2017年度末 | 2018年度末 | 2019年度末 | 2020年度末 | 2021年度末 | 2022年度末 | ||
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女性役席者数(人) | 103 | 106 | 113 | 120 | 131 | 142 | 147 | |
管理職(人) | 18 | 20 | 19 | 19 | 18 | 20 | 23 | |
監督職(人) | 85 | 86 | 94 | 101 | 113 | 122 | 124 | |
女性役席者比率(%) | 9.2% | 9.6% | 10.5% | 11.2% | 12.3% | 13.1% | 13.4% | |
全役席者数(人) | 1,121 | 1,104 | 1,075 | 1,071 | 1,061 | 1,085 | 1,093 |
女性のキャリア形成
女性のキャリア形成支援やネットワーク構築を目的とした各種研修会、女性経営職と経営陣との意見交換会等を開催し、キャリアアップに対する女性の意欲向上を促しています。
にじいろHeartプロジェクト
女性の視点や感性を経営や各種施策に活かすため、女性活躍推進ワーキンググループとして「にじいろHeartプロジェクト」を2014年に立ち上げました。
第1期から第3期までは、女性ならではの視点で人事・人材育成制度から営業戦略まで幅広い提言がされ、各種取組みに反映しています。第4期はダイバーシティ&インクルージョンの視点からメンバーに男性も加わり、さまざまな施策の提言により、従業員のはたらきがい向上に貢献しました。
今後は、第5期始動に向けて検討していく予定です。
障がい者の雇用促進
ハートフルセンター設立
2013年5月には、知的・精神に障がいをもつ方を中心に、各自の能力を発揮できる就業の場として、ハートフルセンターを設立いたしました。「事務補助業務」に特化し、本部・営業店からの依頼による事務作業をおこなっています。また、特性を活かした専門的な業務にも取組んでおります。